其中日記VS大政奉還

竜馬信奉はやめたが幕末への興味はまだある。竜馬が成しとげた最も偉大なる功績と思っていた大政奉還も本当の英雄は広島藩家老・辻将曹だとわかった。だが家老の辻では郷士の竜馬と違って草莽の志士ではない。土佐と違って雄藩の出身ではなく他藩士でありながら薩摩に大政奉還案を説き、佐幕の会津藩と手を握らせようとしたのが赤松小三郎だった。さらに身分制度を撤廃し男女ともに政治に参加できる世の中にしようとしたのも小三郎だった。竜馬が郷士として身分差別に悩まされる姿を「おーい竜馬」で見て共感していた僕だったがマンガが終了すると史実の龍馬しか新情報が入らなくなった。もし高野山で書物をもっとたくさん読めていたら赤松小三郎のことをもっと早く知り幕末ヒーロー作家になれていただろう。

種田山頭火 其中日記より
四月二十八日 曇。失望々々。
四月三十日 曇――雨。待っているものが来ない。
五月四日 五日 晴。
帰庵。
がっかりして寝つづけた。――
何物にもとらわれるなかれ。
ことに自己に対して。
五月六日 晴。
五月、ああ五月。
やっと寝床から起きあがった。――
灯火なし、眠れない
五月七日 曇。
身心不安、食慾減退。

このゴールデンウイークの僕のマイナスな心を山頭火は八十数年前に同じように体験していたようだ。
ちょうど10年前の2009年5月5日夜に放送された、たんけんぼくのまち。まさか大人になってまた観れるとは。あの頃は全てがうまくいってるいい時代であり、いい夜でもあった...
2009年5月、チョーさんの乗ってるチョーさん号を見た僕は小学生時代の愛車だった切り換え式自転車にウルトラレモン号と名づけていたのを思い出し、当時のように農道を自転車で走り始めた。ネット時代が来る前年だった。今より自分の世界にこもっていたが楽しい日々だった。
そんなことを始めたのはビックリマンのDVDを借りたのが原因だった。ドラえもんのDVDも借りていた。山頭火をヒーローとして心に抱くのは、ともに苦しい状況を戦う同志だからだ。88年頃、ドラえもんは土曜夕方に、ビックリマンは日曜朝に放送していた。そして2009年、それを懐かしみ当時を復古させようとしている僕は日曜夕方にピンク色の空を見た。生活のことなど考えず夢にまっすぐだったあの日の空は美しかった。再びあんな空を見れる日が来るのだろうか...

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