９６年に岡本太郎登場

本をたくさん読む２００７年秋、人生の革命期において僕が選んだ愛読書は「萌える男」と「長州奇兵隊」だった。しばらくこれ系統の本を読んだ。岡本太郎にたどりつくのは８年半後の２０１６年春だった。

だが２００７年秋には９６年の成功からオタク・幕末にばかりこだわってるところがあった。岡本太郎が亡くなった直後でテレビでもとりあげられていた９６年という時代。本をたくさん読める場所だったら太郎の番組に感動して本を読み、そこから正史では２０年後に起こる岡本太郎によるヒーローは爆発だが起こったであろう。２０年早ければ遅くとも１０年以内にはヒーロー作家になれていた。残念だった。